夢野久作の作品
夢野久作の作品です。

作品名 発行年
殺人迷路(合作) 1932
暗黒公使 1933
二重心臓 1935
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ダーク・ミニスター
暗黒公使
夢野久作 ちくま文庫
あらすじ
 パリに住む元・警視庁捜査1課長の狭山九郎太の家に一人の青年が訪ねてきた。「ジョージ・クレイ」と名乗る彼は、一昨年秋の新聞に掲載した狭山の助手の募集広告を手に、助手として雇ってもらいたいと願い出たのだ。ジョージは身寄りもなく住む家がなかったが、それまで所属していた「バード・ストーン曲馬団」を逃げだしてきたというのだ。「バード・ストーン曲馬団」は狭山にとっては自分が警視庁をやめるきっかけとなった事件関係団体だったので、彼の雇用を躊躇しようと考えていたが、彼が放った「曲馬団は自分にとって敵」という言葉に、狭山は興味を持った。

 作品の舞台
 材木座・・・岩形圭吾宅があります。
 登場人物
狭山九郎太 元・警視庁捜査一課長。現在は応用科学の研究者としてパリに在住。探偵好き。
呉井 嬢次 「バード・ストーン曲馬団」の団員。16~7歳。狭山の助手を志願する。
志村浩太郎 国際秘密結社「JIC」西部首領。嬢次の父。別名「中村文吉」。
志村のぶ子 「JIC」情報主任。浩太郎の妻。嬢次の母。
ウルスター・ゴンクール 「JIC」東部首領。「JIC」本部があるニューヨークに在住。
樫尾 初蔵 「JIC」作業員。
バード・ストーン 「バード・ストーン曲馬団」団長。
カヌヌ・スタチオ 「バード・ストーン曲馬団」団員。イタリア人。
ヤヌ・スタチオ 「バード・ストーン曲馬団」団員。イタリア人。カヌヌの弟。
ルビヤ・ベルチニ 「バード・ストーン曲馬団」団員。イタリア人。
アルマ・ドラー 「バード・ストーン曲馬団」団員。イタリア人。
カルロ・ナイン 「バード・ストーン曲馬団」団員。ロシア人。一座の花形スター。
ワーシカ・コルニコフ 「バード・ストーン曲馬団」団員。ロシア人。
コンスタンチン・ダレウスキー 「バード・ストーン曲馬団」団員。ロシア人。
ブレボブ・ミハイロウィッチ 「バード・ストーン曲馬団」団員。ロシア人。
アルツバイエフ・ハドルスキー 「バード・ストーン曲馬団」団員。ロシア人。団長の片腕。
エルマ・フランチェスカ 「バード・ストーン曲馬団」団員。アメリカ人。
アンネット・シルビア 「バード・ストーン曲馬団」団員。アメリカ人。
アンナ・サロン 「バード・ストーン曲馬団」団員。アメリカ人。
クララ・ハイン 「バード・ストーン曲馬団」団員。アメリカ人。
パオロ・カーマンセラ― 「バード・ストーン曲馬団」団員。アメリカ人。
サイラス・ブランド 「バード・ストーン曲馬団」団員。イギリス人。
張蔡 「バード・ストーン曲馬団」団員。中国人。
宝卓 「バード・ストーン曲馬団」団員。中国人。
陳亢凱 「バード・ストーン曲馬団」団員。中国人。
紫白哥 「バード・ストーン曲馬団」団員。中国人。
李勲 「バード・ストーン曲馬団」団員。中国人。
黛岳 「バード・ストーン曲馬団」団員。中国人。
高星 威信 警視総監。子爵。
志免 友衛 警視庁警部。狭山の腹心。後に「警視」に昇格。
飯村 警視庁刑事部長。
赤原 警視庁巡査部長。
金丸 警視庁刑事。
警視庁刑事。
東馬 健児 日比谷署長。
野元 日比谷署警部。
戸次 日比谷署刑事部長。
熱海 弘雄 東京地検検事。
古木 東京地検書記官。
平林 甲府予審判事。
杉川 警察医。
アスタ・セガンチニ アメリカの理学博士。
青山  馨 美人画家。
久礼 枢密院顧問官。伯爵。のぶ子の父。
松平 友麿 外務省機密局長。
藤波 堅策 弁護士。
竹村 「東京駅ステーションホテル」支配人。
宇田川 「東京駅ステーションホテル」会計係。
折井 「東京駅ステーションホテル」チーフボーイ。
山本千太郎 「東京駅ステーションホテル」ボーイ。18歳。
石持 「東洋銀行」支配人。
支配人 弥左衛門町のカフェ「ユートピア」の支配人。
ボーイ 「ユートピア」のボーイ。
アラン ニューヨークの料理店「ゴールデン・ハンマー」の店主。
辻  孝平 芝区にある古着屋店主。
手島 浅吉 芝神明前俥宿の俥夫。
岩形 圭吾 インド貿易商。45歳。
ウィルソン アメリカ大統領。
ハウス大佐 ウィルソンの懐刀。
グランド・シュワルト ウォール街の資本家。
チェン 奉天政府の代表。
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二重心臓 夢野久作 ちくま文庫
あらすじ
 日本国内でもトップクラスの怪奇専門劇場「呉服橋劇場」のオーナー・轟九蔵が大森の自宅で何者かに刺殺される事件がおきた。すぐに犯人と目される男も逮捕されるが、轟の養女で劇場の看板女優・天川呉羽は、養父の死を嘆きその復讐を誓い、新聞各社も大々的に報道した。しかし劇場支配人の笠は犯人を呉羽だとにらみ、遺産を独り占めする彼女の弱みを握りながら、彼女に結婚を迫ろうとする。すると呉羽はひと月後に事件の真相を暴く劇を、劇場最後の舞台として演じると宣言する・・・。


 作品の舞台
 長谷・・・轟の本籍地です。
 登場人物
轟  九蔵 「呉服橋劇場」オーナー。44歳。
天川 呉羽 九蔵の養女。19歳。「呉服橋劇場」の看板女優。本名「甘木三枝」。
笠 圭之介 「呉服橋劇場」支配人。
江馬 兆策 天才的な新進探偵作家。「呉服橋劇場」での作品の脚本をてがける。
江馬 美鳥 兆策の妹。声楽科出身。
市田イチ子 轟家の小間使い。18歳。
松井ヨネ子 轟家の台所女中。26歳。逞しい体格の醜女。
段原 万平 「トキワ興行社」社長。九蔵とはライバル関係。
寺本 蝶二 「呉服橋劇場」所属の俳優。
桜間 轟家の顧問弁護士。
マダム 銀座の珈琲店「アルプス」のマダム。「ロッキー・レコード」支配人の妾。
貴美子 マダムの妹。「トキワ興行社」会計係。
貝原 東京地検検事。
熱海 東京地検予審判事。
片山 警視庁保安課興行係警部。
綿貫 警視庁保安課興行係警部補。
戸山 警視庁捜査一課長。
梅原 大森署刑事。
猪村 大森署巡査。大柄なひげ男。
文月 大森署新米巡査。痩せ男。
植村駿河守 畿内の小さな大名。
甘木 丹後 植村家家老。
甘木 柳仙 丹後の末っ子。画伯。呉羽(三枝)の父。
石栗 虎太 東海道を中心にを荒らしまわる殺人強盗。通称「生蕃小僧」。
等々力雷九郎 東海道見附宿を縄張りとする侠客。
等々力久蔵 雷九郎の跡継ぎ。後の「轟九蔵」。