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あらすじ
雑誌「浮世絵」の編集員・桑山くみ子は上司の植木といい仕事関係を保っていたが、ある日酔った勢いで植木にキスを迫った彼女は仕事場でも話をしづらい状態になってしまった、そんな中、山梨県塩山市で安藤広重の道祖神幕が見つかったことを知ったくみ子は植木ではなく老舗浮世絵商の兼久に話してしまう・・・。
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| 作品の舞台 |
北鎌倉・・・兼子くら女邸があります。
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| 登場人物 |
| 桑山くみ子 |
「浮世絵復古会」の機関誌『浮世絵』の編集員。大田区上地台に住む。 |
| 植木 幹雄 |
浮世絵評論家。『浮世絵』編集長。中野区に住むくみ子の大学の先輩。元・清の副手。 |
| 伊勢喜 |
「浮世絵復古会」顧問。長老格。 |
| 兼子 久蔵 |
「浮世絵復古会」会長。黒門町の浮世絵商。通称「兼久」。 |
| 兼子くら女 |
北鎌倉に住む久蔵の妻。平安朝時代の組紐作りの名人。 |
| 鈴木 清 |
「浮世絵復古会」顧問。美術史の大学主任教授。植木の師。 |
| 降屋 敏也 |
くみ子の大学時代の友人。商社マン。 |
| 降屋 柳平 |
山梨県塩山市下於曽の旧家に住む敏也の父。 |
| 杉 |
くみ子の元同僚。カメラマン。 |
| 園田男爵 |
浮世絵蒐集家。 |
| 宮本 スマ |
聖天町に住む馬楝(ばれん)作りの名人。72歳。 |
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あらすじ
銀行員を辞めたばかりの佐山節子は、叔母から大学国文学研究室で斎藤茂吉の「赤光」を浄書する仕事を紹介された。文学好きの彼女は喜んで引き受け、仕事場となる薄暗い研究室に向かうのだが…。
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| 作品の舞台 |
腰越・・・静子が暮らす別邸があります。
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| 登場人物 |
| 佐山 節子 |
某大学国文学杉村研究室のアルバイト。 |
| 佐山 春夫 |
節子の父。神田淡路町で下宿屋を経営。元・日本銀行の行員。 |
| 佐山 仙子 |
節子の母。 |
| 佐山 組子 |
節子の同母妹。 |
| 前田 宇吉 |
仙子の愛人。運転手。後に電波兵器製作の軍需会社の社員。 |
| 前田 彰一 |
宇吉と仙子の子。節子の異父弟。 |
| 前田 慶吉 |
宇吉の弟。 |
| 高尾順三郎 |
品川に住む元・大学教授。仏教哲学専攻。 |
| 高尾 静子 |
晴夫の亡母。節子の亡祖母。順三郎の亡後妻。鎌倉市腰越の別邸に住む。 |
| 高尾 賢作 |
順三郎と静子の亡息。19歳で肺炎にて死亡。 |
| 長野 多助 |
仙子の養父。神田駿河台にある洋服店の店主。 |
| 長野 咲 |
仙子の養母。多助の妻。 |
| 杉村 |
某大学国文学教授。節子の上司。 |
| 志賀 |
節子の叔母。華道の師匠。 |
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