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横須賀線にて |
桐部次郎 |
オール讀物
1976年12月号 |
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あらすじ
人間が赤ちゃんを産まなくなってからもう6年が経った。街からは小さな子供が消え、必要がなくなった幼稚園も次第に取り壊されようとしている。そんなある日、東京を出た横須賀線の最終列車に乗った私たち家族は、相席した一人の婦人との思い出話から人と人とのつながりについて考えていた…。
第49回オール讀物新人賞受賞作
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作品の舞台 |
鎌倉・・・夫人の住まいがあります。
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登場人物 |
次郎 |
作品の主人公。「私」として描かれている。山梨県生まれ。 |
妻 |
次郎の妻。 |
夏江 |
次郎の娘。14歳。 |
婦人 |
鎌倉に住む品の良い老婦人。60歳近く。 |
大沼 俊介 |
婦人の祖父。明治の元勲。 |
なつ江 |
次郎の学生時代の恋人。空襲で死亡。 |
母 |
なつ江の母。 |
妹 |
なつ江の妹。 |
弟 |
なつ江の弟。 |
父 |
次郎の亡父。 |
母 |
次郎の亡母。 |
妹 |
次郎の亡妹。 |
また従弟 |
次郎の祖父のまた従弟。祖父と容貌がそっくり。 |
ボーイフレンド |
夏江のボーイフレンド。鎌倉に住む次郎の知人の息子。 |
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