鎌倉のミステリー(その7)
鎌倉を舞台にしたミステリ作品です。
作品名 発行年
歌麿殺人事件 1984
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歌麿殺人事件 水野泰治 講談社ノベルズ
あらすじ
 ルポライターの風間隆平が三島市の山中で白骨死体となって発見された。警察では首吊り自殺をした後に白骨化したと断定していた。仕事仲間の柚木哲也は恋人の星野昇子は隆平の自殺を信じることができず、手がかりをつかむために生前の隆平が追いかけていた浮世絵師・喜多川歌麿の末裔に独自の調査を行なったが…。

 作品の舞台
 雪ノ下・・・鉄矢の実家があります。
 大船・・・隆平の実家があります。
 登場人物
柚木 哲也 ルポライター。南池袋にあるジャーナリスト集団「文士集団エポック」の主宰。実家は鎌倉市雪ノ下。
風間 隆平 「文士集団エポック」のルポライター。実家は鎌倉市大船。
星野 昇子 「文士集団エポック」のルポライター。哲也・隆平の恋人。
由香利 昇子の大学時代のルームメイト。
叔母 大船に住む隆平の叔母。母代わり。
叔母の夫。大船にある工場の板金工。
三田村貞三 神田神保町にある出版社「芳叢社」のベテラン編集員。
衣笠 孝臣 武蔵野市御殿山に住む大学教授。浮世絵研究の権威。
北見 亜子 孝臣の秘書。
林  美一 浮世絵研究家。
鴨下 画家。芸術院会員。
都築 完二 画家。芸術院会員。
梶川  淳 完二の商業学校時代の友人。住所不定の自称作家。
篠原喜久江 浦和の特飲街の娼婦。
松好 寅蔵 三島署刑事課捜査係長。警部補。