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鎌倉能楽堂の女 |
村上 碧 |
桃園書房
「小説club」
1992.11 |
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あらすじ
結城佐和子は銀座のカフェで見覚えのある女の姿を目撃した。その女は佐和子が大学講師・修吾と愛人関係だった頃に付きまとわれていた女だった…。
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作品の舞台 |
長谷寺・・・佐和子と修吾が別れを決意します。
鎌倉能楽堂・・・佐和子と修吾が能を鑑賞します。
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登場人物 |
結城佐和子 |
品川に住む女性。 |
修吾 |
藤沢に住む佐和子の愛人。大学の美術史講師。 |
久絵 |
修吾の妻。病身。 |
相馬 順子 |
久絵の友人。 |
りえ |
久絵の妹。 |
ママ |
銀座のクラブ「るーじゅ」のママ。 |
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あらすじ
羽田発大阪行の日航機の墜落事故がおこった。太陽エレクトロニクスの青年社長・葉村龍介はその飛行機に乗る予定だったが、秘書の祝詞京子にとめられた。京子は社内で社長解任の動きがあること知り、そのことを龍介に知らせたために予定を変更したのだった。そこで彼は事故を隠れ蓑に化粧坂の屋敷に身をひそめ社内の様子を窺うことにしたが、その屋敷で2年前に殺人事件があったことを知る・・・。
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作品の舞台 |
化粧坂・・・龍介が身を潜めた屋敷は、化粧坂の近くにあります。
壽福寺・・・龍介と京子は、壽福寺へお墓参りに向かいます。 |
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登場人物 |
葉村 龍介 |
太陽エレクトロニクス精密工業㈱社長。35歳。 |
葉村波津美 |
龍介の妻。32歳。大手信用金庫の理事長の娘。 |
葉村 剛彦 |
龍介の父。元太陽エレクトロニクス精密工業㈱社長。病死。 |
祝詞 京子 |
太陽エレクトロニクス精密工業㈱社長室秘書。24歳。 |
桑田 直三 |
太陽エレクトロニクス精密工業㈱取締役専務。 |
武智 |
太陽エレクトロニクス精密工業㈱販売部長。 |
高坂 |
太陽エレクトロニクス精密工業㈱資材部長。 |
納谷 |
太陽エレクトロニクス精密工業㈱仕入部長。 |
阿川 |
太陽エレクトロニクス精密工業㈱総務部。 |
根岸 峰子 |
太陽エレクトロニクス精密工業㈱総務部。 |
涯原光三郎 |
大同ベアリング会長。 |
来栖 盈六 |
元実業家の金貸し。 |
逗子 武晴 |
オリエンタル通信機器社長。2年前に刺殺される。 |
逗子加耶子 |
武晴の妻。2年前に自殺。 |
逗子あつ子 |
武晴の娘。2年前に絞殺される。 |
逗子 友貴 |
武晴の息子。大学生。 |
野上 笙子 |
友貴の恋人。会社社長の娘。24歳。 |
高村登美子 |
武晴の愛人。表参道の郷土料理屋「立山」の女将。 |
可奈 |
「立山」の女中。 |
本多 明光 |
オリエンタル通信機器秘書室長。 |
須藤 源三 |
本多の部下。 |
夏村 大蔵 |
アメリカに赴任している会社員。 |
長崎 尚徳 |
東京気化精器㈱営業部。 |
長崎美智子 |
尚徳の妻。 |
小宮 敬子 |
赤坂のクラブ「モンペリエ」のママ。 |
照美 |
「モンペリエ」のホステス。 |
由香 |
「モンペリエ」のホステス。 |
川端 克二 |
鎌倉署捜査一課警部。 |
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あらすじ
楽苑社の「音楽の苑」編集者・蓮見さやかのもとに、編集長の舵川から急な電話連絡が入った。幻の天才ピアニスト、ジェラール・バローが40年ぶりに再起するという記事がライバル雑誌の最新号に載ったからだ。だがこの記事の裏には、謎の女性が見え隠れしていた・・・。
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作品の舞台 |
円覚寺・・・ヒース博士夫妻と蓮見、沢木は円覚寺から鎌倉散策をはじめます。
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4人は夜に行われる薪能の時間まで、午後に入ってから鎌倉市内を散策します。
コースは下記のとおりに周ったようで、中でもヒース博士のお気に入りは円覚寺だったようです。
円覚寺 → 東慶寺 → 建長寺 → 鶴岡八幡宮 → 寿福寺 → 鎌倉宮
結構な距離なので、かなり歩きなれている方たちのようです。
ただ、午前中には都内の六義園と浜離宮を見に行っているようなので、体力も相当ある方たちかもしれません。
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鎌倉宮・・・その後4人はその後、鎌倉宮で薪能を鑑賞します。 |
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登場人物 |
蓮見さやか |
「楽苑社」の音楽誌「音楽の苑」編集部員。 |
舵川 |
「楽苑社」の音楽誌「音楽の苑」編集長。 |
沢木 圭子 |
「楽苑社」の音楽誌「音楽の苑」編集部員。 |
蓮見 典子 |
さやかの妹。兄妹の二人暮らし。 |
島村 夕子 |
スイス在住の宗教西洋拷問史研究家。 |
ジェラール・バロー |
天才ピアニスト。フランス人の父とドイツ人の母を持つ。 |
ドゥミトリー・ラノヴィッツ |
ピアノ界の巨匠と呼ばれるロシア人ピアニスト。アメリカに亡命。 |
平田 佐一 |
レコード会社「ミネルヴァ東京」社長。 |
伊原 頼高 |
財界の大物。伊原財閥の長。 |
村井 両平 |
(社)伊原芸術振興会東京本部事務局長。 |
遊佐浩一郎 |
ミュンヘン国立大学学生。 |
ヘルムート・シュタイン |
ミュンヘン国立大学教授。 |
野沢 晋一 |
ベテランの音楽評論家。 |
三田 庸介 |
時代小説家。音楽評論家。 |
アーネスト・ヒース |
世界的な作曲家。音楽評論家。 |
御薗生鷹丸 |
ピアニスト。音楽評論家。 |
伊能 功 |
指揮者。音楽評論家。 |
矢代 春樹 |
指揮者。 |
木戸 麻美 |
楽団のフルート奏者。 |
芦川 哲郎 |
クラシック好きのミステリー作家。 |
運野 良男 |
国立東都芸術大学ヴァイオリン科教授。 |
狭間 司郎 |
松芳学園大学指揮科教授。 |
野上 真夫 |
日本の大作曲家。 |
浅野 恭平 |
浅野音楽事務所社長。 |
宮原 |
聖路加病院医師。 |
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あらすじ
町田駅を発車した「えのしま6号」の中で、田渡が殺されていた。田渡はなぜか、どくろに蛇が絡み付いている象牙の根付を握り締めていた。中央警備保障の調査員、五貫は事件の調査を依頼されるが、この事件には、15年前の看護婦失踪事件が絡んでいることがわかってきた。
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作品の舞台 |
御成・・・香取総合病院があります。
円覚寺・・・敏夫は、ひとり散歩をしに円覚寺に向かいました。
イワタコーヒー・・・吾郎が鎌倉北署を出た後、休憩に入ります。 |
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登場人物 |
五貫 吾郎 |
中央警備保障KK調査員。 |
伊藤 |
中央警備保障KK専務。 |
浅田 祐子 |
伊藤の秘書。 |
田渡 三郎 |
雪ノ下の学習塾「田渡塾」を経営。 |
草野 知子 |
「田渡塾」事務員。32歳。 |
池内 弘 |
「田渡塾」講師。32歳。 |
沢田 洋一 |
「田渡塾」講師。28歳。 |
上坂 敏夫 |
水道局下請け会社勤務。62歳。元画家。 |
上坂佳奈子 |
敏夫の娘。15年前に行方不明になった看護婦。 |
上坂 登樹 |
敏夫の元妻。 |
香取 昌平 |
「香取総合病院」院長。62歳。 |
土肥康一郎 |
「香取総合病院」副院長。 |
土肥 順子 |
康一郎の妻。香取の娘。35歳。 |
大久保 尚 |
「香取総合病院」外科部長。土肥の兄。46歳。 |
石井 富子 |
「香取総合病院」看護婦。42歳。 |
白倉 恵里 |
「香取総合病院」看護婦。23歳。 |
大内 清三 |
鎌倉の暴力団「一羽組」組長。 |
田中清一郎 |
鎌倉の暴力団「一羽組」組員。 |
中野 龍次 |
鎌倉の暴力団「一羽組」組員。 |
小板橋 |
鎌倉の暴力団「一羽組」組員。 |
江頭 |
鎌倉の暴力団「一羽組」組員。 |
小林 |
「二越デパート」古美術部主任。 |
茂木 康之 |
「茂木商事」社長。由比ガ浜在住。58歳。 |
茂木美意子 |
康之の妻。 |
佳子 |
北鎌倉の赤提灯「ケイコ」のママ。 |
早矢 怜子 |
「ケイコ」のアルバイト。 |
小川 |
小説家。「ケイコ」の常連。 |
西川 昭文 |
美術商「古銭堂」店主。 |
立川 |
「立川不動産」社長。 |
加藤 |
大学生。 |
矢内原 |
新宿中央署警部。 |
三枝 |
新宿中央署巡査部長。 |
音山 |
新宿中央署巡査。 |
谷崎 |
新宿中央署刑事。 |
白井 |
新宿中央署刑事。 |
飯尾 |
鎌倉北署課長刑事。 |
西村 |
鎌倉北署刑事。 |
田宮 |
鎌倉北署主任刑事。 |
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あらすじ
小さい頃からいつも一緒だった加納隆と本宮浩一。その浩一が飲酒していたにもかかわらず、サーフィンで波に飲まれ死んでしまう事故が起こった。彼の葬儀後、隆は浩一の父、安彦に呼び出された。がん告知をされた安彦は、何故か隆を連れて行きたいところがあるというのだ・・・。
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作品の舞台 |
七里ガ浜・・・加納家・本宮家があります。
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登場人物 |
加納 隆 |
代々木八幡に住む編集者。 |
本宮 浩一 |
隆と兄弟同様に育った幼なじみ。海で溺死。 |
的場 祥子 |
隆と浩一の憧れの存在だった少女。 |
加納 哲治 |
隆の父。事務機メーカーに勤める。 |
本宮 安彦 |
浩一の父。 |
本宮 香織 |
安彦の妻。 |
和代 |
隆の妹。 |
健太 |
和代の息子。1歳。 |
真鍋 |
隆が勤める雑誌社の編集長。 |
及川 江美 |
隆の同僚。 |
及川 道雄 |
江美の弟。 |
迫田 勝也 |
隆の勤める雑誌社の営業部員。 |
祖父江 |
神戸のライブ喫茶「ナッシュビル」オーナー。 |
武藤 |
湘南中央病院看護師。 |
魚住 |
オオクラ不動産営業。 |
熊沢 明徳 |
熊沢医院院長。 |
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グランド・ミステリー |
奥泉 光 |
KADOKAWA
新文芸 |
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あらすじ
1941年12月7日、真珠湾攻撃に向かう伊号潜水艦から出撃した森下一曹は、安藤艦長に一通の手紙を託したが、その手紙が金庫から消えてしまう事件がおきた。また同じ頃、空母「蒼龍」では無事に戻った艦上爆撃機のパイロット榊原大尉が、操縦席で服毒により変死する事件がおきた。榊原と昵懇の仲だった加多瀬大尉は任務を終え東京に戻ると、未亡人となった榊原の妻・志津子から、夫の不可解な死の謎を追うことを頼まれる・・・。
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作品の舞台 |
覚園寺・・・鎌倉宮から覚園寺に向かう道の途中に、海軍国際問題研究所があります。
極楽寺・・・彦坂の別荘は、極楽寺から歩いてまもなくの小高い丘の上にあります。 |
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登場人物 |
加多瀬 稔 |
大尉。伊号潜水艦の水雷長。 |
榊原 |
大尉。空母「蒼龍」の艦上爆撃機パイロット。稔とは昵懇の仲。 |
安藤 |
中佐。伊号潜水艦の艦長。 |
木谷 紘平 |
中尉。伊号潜水艦の航海長。 |
森下 勇治 |
一曹。特殊潜航艇の乗組員。 |
顔振 |
空母「蒼龍」の整備兵曹長。 |
安次嶺 |
一曹。空母「蒼龍」の整備担当。 |
関 善太郎 |
一曹。空母「蒼龍」の整備担当。 |
佐藤 |
二曹。空母「蒼龍」の整備担当。 |
村田 |
二曹。空母「蒼龍」の整備担当。 |
川崎 |
三曹。空母「蒼龍」の整備担当。 |
淵田美津雄 |
大佐。「赤城」飛行隊長。 |
嶋崎 和重 |
少佐。「瑞鶴」飛行隊長。 |
紅頭 忠宗 |
中将。 |
貴藤 |
大佐。榊原夫妻の仲人。 |
佐々木 |
大佐。 |
木暮 |
中佐。 |
清澄 |
少佐。 |
宮本 |
大尉。 |
中沢 |
大尉。分隊長。 |
乾 |
中尉。砲術士。 |
中西 |
軍医中尉。 |
入江 義明 |
少尉。 |
矢田部 |
兵曹長。衛兵伍長。 |
水上 茂幸 |
一曹。爆撃機パイロット。 |
田所 |
一曹。先任兵曹。 |
片岡 |
一等水兵。 |
田中 |
一等水兵。 |
梶木平太郎 |
一等水兵。 |
三村 |
兵曹。 |
加多瀬範子 |
稔の妹。 |
加多瀬 学 |
稔の弟。 |
加多瀬総子 |
稔の妻。範子の姉。 |
榊原志津子 |
榊原の妻。 |
水村 顕子 |
範子の5歳年上の学友。 |
友部 拓郎 |
範子の義兄。 |
布川 |
範子の女学校の恩師。 |
紅頭 柳峰 |
忠宗の息子。 |
昆布谷 |
鹿児島出身。稔の同期。 |
安田 健 |
青山学院大文学部西洋古典学教授。 |
村上 義郎 |
帝大経済学教授。 |
笹丸 鋭児 |
商大名誉教授。 |
佐々木明雄 |
帝大生。 |
古田 厳風 |
作家。美術評論家。 |
海堂 栄 |
政治評論家。 |
本多 |
弁護士。 |
安積 |
医師。 |
彦坂淳一郎 |
亜細亜通商専務。 |
飯岡 |
暴力団「関東共栄会」幹部。 |
高橋 泰弘 |
横須賀にある顔振家の大家。 |
江藤 |
元警察官のヤクザ者。 |
トキ |
彦坂家の女中。 |
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鎌倉釈迦堂殺人事件 |
木谷恭介 |
廣済堂
ブルーブックス |
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あらすじ
会社社長の緒方洋一郎は村野と名乗る見知らぬ男に、娘の葵が援助交際している証拠写真を渡された。そこで洋一郎は、葵の同級生・永井美果に真相を確かめようとするが、彼女は何も語らなかった。そして美果は洋一郎と別れた後、大岡川に突き落とされて殺されてしまった。さらに洋一郎のもとに村野から身代金の要求があり、指定された場所にもっていくが、そこで洋一郎は刺殺されてしまう・・・。
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作品の舞台 |
本覚寺・・・緒方洋一郎が住む石造りの洋館は本覚寺の前にある夷堂橋を渡ったすぐ先にあります。
宝戒寺・・・由布紀と葵は、援助交際の話をしながら宝戒寺に立ち寄ります。
釈迦堂口・・・緒方洋一郎が、刺殺されます。 |
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登場人物 |
緒方洋一郎 |
「緒方エレクトロニクス」社長。45歳。 |
緒方 郁子 |
洋一郎の妻。 |
緒方 葵 |
洋一郎の娘。中学3年。 |
永井 美果 |
葵の同級生。 |
永井紗奈江 |
美果の母。 |
山根由布紀 |
洋一郎の姪。もと不良のフリーター。27歳。 |
並河 |
「緒方エレクトロニクス」専務。 |
村野 |
洋一郎に葵の援助交際のことでゆすりをかける男。 |
杉尾 誠治 |
伊勢佐木町を縄張りにしている「杉尾組」組長。43歳。 |
島田 仁志 |
「杉尾組」組頭。 |
住谷佐和子 |
山手に住む高校生。父は「毎日生命」社長。 |
田淵 |
「毎日生命」総務部長。 |
平瀬玻奈子 |
バー「ひらせ」のママ。 |
宮之原昌幸 |
警視庁警部にして名探偵。玻奈子に惚れている? |
魚津 |
京都府警刑事。バー「ひらせ」の常連。あだ名は「オコゼ」。 |
小清水峡子 |
宮之原のアシスタント。 |
池畑 |
鎌倉署刑事。 |
金城 |
沖縄県警警部。 |
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あらすじ
日系アメリカ人のアンティーク・ディーラーのレイ・シムラは、伯母から紹介してもらったナナ・ミホリから依頼されて、時代箪笥を探していた。そして、日田のアンティーク店でやっと箪笥を見つけたのだがそれは掘り出し物ではなく偽物で、さらにその箪笥をめぐって殺人事件までおきてしまうのだった・・・。
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作品の舞台 |
方霖寺・・・時代箪笥を依頼したナナが住むのは、方霖寺(架空の寺名)です。
高徳院・・・サンシャイン・ツアーの観光バスが、方霖寺の次にたずねるのは、高徳院です。 |
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登場人物 |
レイ・シムラ
(志村 玲) |
日系アメリカ人のアンティーク・ディーラー。27歳。 |
ヒュー・
グレンディニング |
玲の恋人。「センダイ・リミティド」顧問弁護士。 |
アンガス・
グレンディニング |
ヒューの弟。20歳。 |
ナナ・ミホリ
(三堀 奈々) |
方霖寺住職の妻。自然保護活動家。 |
アケミ・ミホリ
(三堀 明美) |
奈々の娘。オリンピック級の柔道選手。30歳。 |
カズヒト・ミホリ
(三堀 和人) |
方霖寺副住職。明美の親戚。 |
ナオ・サカイ
(境 直) |
アンティーク・ディーラー。妻も収集家。 |
ジュン・クロイ
(黒井 純) |
自動車販売店「日田トヨタ」のセールスマン。 |
ノブ・イデダ
(出田 信) |
田園調布のアンティーク・コレクター。糖尿病を患う。 |
ハル・イデダ
(出田 ハル) |
信の妹。 |
ヤスシ・イシダ
(石田 靖) |
玲のアンティーク・ディーラーの師。74歳。 |
モーセン・ザハー |
レストランで働くイラン人。 |
ヨウコ・マエダ
(前田 洋子) |
アンティーク店店主。 |
ジュンイチ・オオタ
(太田 純一) |
弁護士。 |
ノリエ |
玲の伯母。 |
ミス・タナカ
(田中) |
方霖寺の家政婦。 |
コーゾー |
ヒューの知人。「クラブ・イズントイット」のバーテン。 |
ミス・ワダ |
ケータリングサービス係員。 |
センダイ・マスヒロ |
「センダイ・リミティド」会長。 |
ピアズ・クランシー |
ヒューの知人。日本のイギリス系企業に顔が利く。 |
ウイニー・クランシー |
ヒューの知人。 |
ミス・キタ |
アンティーク・コレクター。 |
フミエ |
グレンティングの助手。 |
ホウネン
(方念) |
方霖寺宝物殿の管理人。 |
ハタ
(畑) |
六本木署警部補。 |
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あらすじ
菜々望はいとこの佑、友人の加代子と鎌倉散策をしていたが、佑の友人の義雄たちが名越の「まんだら堂跡」で死体を発見した話をすることになった。死んでいたのは、探偵の津川という男だったが、彼は大企業「梶原グループ」の御曹司、梶原光弘と小料理屋「菖蒲」の娘、石川麻子の密会を探っていた・・・。
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作品の舞台 |
まんだら堂・・・さやか、義雄、満の3人が津川の死体を発見したのはまんだら堂跡です。
浄智寺・・・菜々望、佑、加世子の3人が梶原家を訪ねた後に立ち寄ります。 |
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登場人物 |
先坂菜々望 |
吉祥寺の雑貨屋「桃花洞」を経営。元聖陵女子大学生。 |
先坂 佑 |
菜々望の従兄弟。日本芸術大2年。 |
高橋加世子 |
鎌倉在住の菜々望の友人。元聖陵女子大学生。 |
梶原 隆弘 |
「梶原グループ」社長。 |
梶原 耀子 |
隆弘の妻。趣味はフラワーアレンジメント。 |
梶原 光弘 |
隆弘の息子。 |
三浦 春子 |
小料理屋「菖蒲」を経営。 |
三浦 麻子 |
春子の娘。「菖蒲」を手伝う。 |
江口 元彦 |
麻子の元夫。 |
阿藤 貞義 |
大阪の企業「阿藤フーズ」社長。 |
阿藤 恵子 |
貞義の妻。 |
阿藤 令子 |
貞義の娘。光弘との縁談がもちあがる。 |
津川 忠夫 |
探偵。 |
室田 義雄 |
佑の友人。仲間でサイトを立ち上げ心霊スポット探しをしている。 |
相沢 満 |
佑の友人。仲間でサイトを立ち上げ心霊スポット探しをしている。 |
森口さやか |
佑の友人。仲間でサイトを立ち上げ心霊スポット探しをしている。 |
松宮 貴志 |
梶原家の顧問弁護士。 |
日色かをる |
吉祥寺の花屋「エリカ」を経営。 |
千鶴 |
「桃花洞」のバイト店員。 |
舞子 |
「桃花洞」のバイト店員。 |
片瀬 里奈 |
「梶原グループ」社員。 |
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あらすじ
鎌倉の錦織邸で、当主の達広が誘拐された。鉄壁の防犯システムの中での犯行に、警察は内部に共犯者がいるのではないかと疑い始めていた。そこへ犯人から「セイメイセキ」へ行けという電話連絡が入った。警察は捜査が混乱する中、当主の孫・達樹の情報により、市内の「セイメイセキ」へ行ってみることになった。
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作品の舞台 |
明月院・・・錦織邸は明月院のそばにあります。
八雲神社(山ノ内)・・・犯人が指定してきた「晴明石」は北鎌倉駅そばの八雲神社にあります。
定泉寺・・・タイトルの「ユガ洞」は横浜市栄区の定泉寺にある田谷の洞窟のことです。 |
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登場人物 |
錦織 達広 |
家電チェーン「錦電社」創業者。78歳。 |
錦織 清子 |
達広の妻。65歳。 |
錦織 清香 |
達広の娘。41歳。 |
錦織信一郎 |
清香の夫。「錦電社」常務。44歳。 |
錦織 達樹 |
清香と信一郎の息子。北鎌倉学院に通う高校2年生。17歳。 |
佐々木智子 |
錦織家の住み込み家政婦。 |
田原 |
錦織家の通いの運転手。 |
田頭 隆文 |
「錦電社」専務。 |
岡本 |
「錦電社」総務部長。 |
小田切美代子 |
信一郎の秘書。 |
谷口 |
金剛蓮華密教の会本部道場の大家。 |
鮎川 涼 |
六本木のクラブ「アドニス」のホスト。23歳。 |
萬屋ちか子 |
鎌倉市内の和風クラブのホステス。 |
萬屋 忠広 |
タクシー運転手。 |
瀬良 彦一 |
北鎌倉学院中等部理科教師。 |
篝 俊輔 |
神奈川県警捜査一課警部補。 |
歌枕 千晶 |
篝の恋人。 |
歌枕 碧子 |
千晶の姉。元・篝の恋人。過去に事件に巻き込まれ殺害される。 |
歌枕 尚之 |
千晶と碧子の父。馬車道の宝石店「宝光舎」社長。 |
梅宮 |
神奈川県警捜査一課長。警視。 |
滝川 |
神奈川県警巡査部長。26歳。 |
松尾 |
神奈川県警刑事課長。 |
山形 |
神奈川県警参事官。 |
柳川 |
神奈川県警警視。 |
港屋 |
鎌倉署署長。キャリア組。29歳。 |
牧村 繁美 |
鎌倉署警部補。 |
安井 |
鎌倉署刑事。 |
松永 |
鎌倉署婦人警官。 |
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