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あらすじ
美容学校に通う香川智子は愛人バンクに登録し、ホテル王の山村義兵衛の愛人となった。しかし、同郷で恋仲だった宮城裕三と再会し、智子は山村の愛人をやめようと思っていた。しかし山村は探偵を雇って裕三と智子の仲を知ると、裕三の優遇を条件として智子に愛人を続けさせようとしているのだ。智子は裕三と暮らすためには山村に死んでもらうしかないと思った・・・。
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作品の舞台 |
円覚寺・・・リマとタカシが、義兵衛を見かけたのは、円覚寺の前です。
稲村ガ崎・・・香川智子の寮があります。 |
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登場人物 |
リマ |
気まぐれな中学1年の少女。ダンス部所属。数字占いが得意。 |
タカシ |
背が高い中学3年の美少年。 |
三浦ヒロミ |
父が刑事を勤める中学3年の少女。タカシに片思いをしている。 |
香川 智子 |
稲村ガ崎の寮に住む美容学校生。あだ名は「モンモ」。 |
山村義兵衛 |
芙蓉ホテル社長。全日本ホテル協会理事長。62歳。 |
宮城 裕三 |
ホテルニューグランドのボーイ。智子と恋仲。 |
和田 忠信 |
料理旅館「山ノ内苑」経営。 |
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あらすじ
福井県の武生市を訪ねた古美術商の剣崎新は、亡父の知人・田村半蔵から「大坂箱を譲りたい」と相談を受けた。「大坂箱」は豊臣家ゆかりの品で、骨董蒐集家の間では是非手に入れたい一品だ。しかし翌日、田村の実家に向かった剣崎はそこで田村の死体を発見する・・・。
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作品の舞台 |
佐助ヶ谷・・・剣崎の住む450坪の屋敷は、源氏山公園に近い佐助ヶ谷にあります。
長谷・・・墨田雄三が営む「墨田美術」は長谷駅の近くにあります。 |
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登場人物 |
剣崎 新 |
佐助に住む古美術商。独身。32歳。 |
猿橋 佳男 |
鎌倉署捜査課刑事。剣崎の親友。32歳。 |
ロバート・E・パーキンス |
剣崎のビジネスパートナー。元ジャーナリスト。愛称は「ボブ」。「外人プレスクラブ」会長。 |
針生 舞子 |
バー「ウエスタン・ハウス」店員。横須賀出身。剣崎と恋仲? |
針生 美和 |
舞子の母。 |
田村 半蔵 |
福井に住む古美術蒐集家。新の亡父の知人。 |
田村 智恵 |
半蔵の一人娘。 |
五味 達哉 |
福井の骨董店「五味美術店」の主人。智恵の婚約者。 |
北野 寅吉 |
武生の骨董店「紅屋」の主人。 |
北野 秀 |
寅吉の息子。 |
正岡 省吾 |
「北陸美術工芸社」社長。 |
前川 一彦 |
「北陸美術工芸社」社員。 |
福岡 |
九頭竜の民宿「イーストエンド」の主人。 |
畑中仁太郎 |
九頭竜の施設「九頭竜国民休養地」の責任者。 |
北村 |
和泉村教育委員会委員長。 |
福田 道広 |
和泉村役場職員。 |
福田 トメ |
道広の母。 |
笹原 克江 |
「ジプシーのお克」とよばれる小樟の「笹原理容室」の主人。美和の友人。 |
林 幸子 |
東尋坊の蕎麦屋「朝日蕎麦」のアルバイト店員。 |
墨田 雄三 |
長谷にある「墨田美術」の主人。 |
宮地 剛 |
新が住む家の元の持主。「東海新電気産業」社員。 |
成田 雅子 |
剛に嫁ぐ新妻。 |
角田 幸夫 |
剛の小学時代の友人。 |
剣崎 みさ |
小町に住む新の母。華道の師匠。 |
山田 |
喫茶「ブルーフォックス」マスター。 |
藤野 |
鎌倉署署長。 |
浦野 |
福井県警刑事部長。 |
岸 |
福井県警捜査一課捜査係長。 |
志田 |
武生署警部。 |
岩波 ユリ |
武生署交通係巡査。志田の妻方の親戚の娘。 |
桜井 |
和泉村派出所巡査。 |
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あらすじ
雑誌記者の岬大助の友人・伊良子敬二の父で、古美術商の「悠雅堂」が失踪した。早速、大助は易者の桃花堂桃花と調査にのり出すだが、敬二は何故かそれを拒否する態度をとりつづけた。すると、宮崎の西都原古墳公園の土中から、切断された男の片腕が発見され、「悠雅堂」のものだと判明する・・・。
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作品の舞台 |
小町通り・・・伊良子為三が経営する古美術店「悠雅堂」は小町通りにあります。
腰越・・・桃花は、腰越の漁業組合で、事件の手がかりになることを聞き出します。
鶴岡八幡宮・・・大助と牧沼は、鶴岡八幡宮の太鼓橋の前で2人組の男と揉め事をおこします。
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登場人物 |
桃花堂桃花 |
浅草寺境内で易をたてる美人易者。24歳。本名・白井桃枝。 |
岬 大助 |
雑誌「週刊スクープ」の事件記者。桃花の恋人。28歳。 |
牧沼 |
「週刊スクープ」のカメラマン兼記者見習い。大助の大学の後輩。 |
白井由利子 |
桃花の妹。コンピュータ会社のOL。22歳。 |
伊良子敬二 |
大助の高校時代の友人。実家の店を手伝う。28歳。 |
伊良子為三 |
敬二の父。古美術店「悠雅堂」の主人。 |
蓮 如 |
新興宗教「宇宙教」の女教主。 |
吉岡紀一郎 |
インド宗教史研究家。元・鹿児島にある女子短大の講師。 |
吉岡 務 |
紀一郎の息子。宮崎にある「新大淀国際ホテル」のアルバイト。 |
黒木 洋子 |
務の恋人。宮崎大学社会学部3年生。観光ガイドのアルバイト。 |
戸田 |
元・古美術ブローカー。 |
加賀美 |
戸田の手下。 |
安 |
浅草新仲見世の小料理店「江戸善」の板前。 |
市川多恵子 |
宮崎市内にある「さくら幼稚園」の保母。 |
岡田 延子 |
「さくら幼稚園」の保母。 |
寺井 |
腰越に住む漁師。 |
山村 |
腰越に住む漁師。 |
富 |
鵠沼海岸に住む釣り師。 |
伊藤 |
警視庁捜査一課警部。 |
若松 |
警視庁捜査一課刑事。 |
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あらすじ
七里ヶ浜で外国人の全裸死体が発見された。古美術商の剣崎新は、親友の猿橋刑事に頼まれ事件解決に乗り出すが、そこへ留学生のエリカとともにドイツから来日した楠本奈々が、調査に加わることとなった・・・。
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作品の舞台 |
佐助ヶ谷・・・剣崎の住む450坪の屋敷は、源氏山公園に近い佐助ヶ谷にあります。
長谷・・・篠田勝久邸があります。
七里ガ浜・・・全裸の外国人の死体が発見されます。
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登場人物 |
剣崎 新 |
佐助に住む古美術商。独身。32歳。 |
猿橋 佳男 |
鎌倉署捜査課刑事。剣崎の親友。32歳。 |
ロバート・E・パーキンス |
剣崎のビジネスパートナー。元ジャーナリスト。愛称は「ボブ」。 |
針生 舞子 |
バー「ウエスタン・ハウス」店員。横須賀出身。剣崎と恋仲? |
エリカ・ハイドリヒ |
ホームステイのため来日したケルン出身の女学生。17歳。 |
楠本 奈々 |
エリカとともに来日した日本人留学生。フルートを専攻。 |
篠田 勝久 |
スポーツ用品メーカー「マルデック」社長。 |
篠田 聡子 |
勝久の妻。ホームステイ協会鎌倉支部「ひまわりの会」会長。 |
佐伯 麻子 |
「ひまわりの会」副会長。 |
加島 富江 |
「ひまわりの会」元会長。老舗旅館「福ノ屋旅館」女将。 |
菊島 育夫 |
「ひまわりの会」会員。洋画家。 |
葉山 享子 |
モデル。菊島の愛人。 |
大沼 清治 |
鵠沼のサーフショップ店主。 |
大沼 菜子 |
「ひまわりの会」会員。清治の妻。元コンピューター・インストラクター。 |
豊浦 さち |
「ひまわりの会」会員。専業主婦。夫は小さな工場を経営。 |
相沢美智枝 |
「ひまわりの会」会員。万福院に嫁ぐ。 |
佳代 |
篠田家の若いメイド。津軽出身。 |
長谷川 |
篠田家の庭番の老人。 |
剣崎 みさ |
小町に住む新の母。華道の師匠。 |
メリー |
ボブの妻。数年前に交通事故死。 |
ハックマン |
古美術品のバイヤー。 |
テリー・ヘイドン |
ホームステイで鎌倉に来ているドイツ人男性。 |
ジョージ・クラウス |
横須賀にいる情報将校。 |
山田 |
喫茶「ブルーフォックス」マスター。 |
伊藤 |
金沢文庫に住む夫人。 |
山下 |
タウン誌「かまくら草子」編集長。 |
潮田トシ子 |
「湘南薙刀愛好の会」代表。 |
池本真沙子 |
鎌倉駅前でブティックを経営。 |
梶原喜久代 |
真沙子の店の従業員。 |
藤野 |
鎌倉署署長。 |
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あらすじ
腹切やぐらのそばで、バラバラ死体が発見された。そして同じ頃、心不全で他界した襟川慶彦の屋敷にいた津南紳也は、遺品の中から謎の地下洞の資料を発見した。津南はその調査をしていくうちに、バラバラ死体と地下洞の謎が結びつくことに気がついた・・・。
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作品の舞台 |
腹切やぐら・・・バラバラ死体が発見されたのは、腹切やぐらのそばです。
安国論寺・・・襟川慶彦邸は安国論寺の近くにあります。 |
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登場人物 |
津南 紳也 |
かけだしの考古学者。S大学研究員。 |
雨宮 絵美 |
紳也の愛人。「新日東汽船」船舶管理二課勤務。 |
襟川 慶彦 |
考古学者の長老。76歳。心不全で他界。 |
藤宗 重雄 |
「牧岡総研」国際研究部副部長。 |
藤宗 正子 |
重雄の妻。 |
藤宗 卓 |
重雄の長男。大学生。 |
藤宗まりな |
重雄の長女。私立高校生。 |
折戸 |
「牧岡総研」毒性部室長。 |
桜井 |
「牧岡総研」社員寮長。 |
石渡 恒道 |
由比ガ浜にあるワイヤーロープメーカー「石渡工業」社長。 |
岩本 |
「石渡工業」工場長。 |
角谷 忍 |
「石渡工業」社員。 |
志村 |
「小倉ボート」工場長。 |
大塚 侃三 |
銭湯「亀の湯」経営。働く若者の作曲コンクール実行委員会事務局長。 |
小野 恭子 |
正子の学友。銀座のかばん屋の社長夫人。 |
弘子 |
絵美の同僚。 |
岩本 |
考古学教授。 |
土井 |
考古学教授。 |
坂本 朝雄 |
襟川の助手。 |
鯨岡 滋治 |
KDD二宮海底線中継所長。 |
エドワード・スミス |
CIA秘密工作員。 |
ジュリー |
歌手志望の娘。 |
イーゴリ・クルバートフ |
ソ連大使館員。 |
トーマス |
横須賀米軍基地・船舶修理部所属。 |
ジェフリー・モロー |
米軍大佐。 |
アンソニー・マックロード |
米軍中佐。 |
ジャック・ケルビン |
ジャーナリスト。 |
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あらすじ
北鎌倉の仁藤邸では、今日も会社の社員を交えての麻雀会が行なわれていた。参加者は、仁藤、三和田、久、茂、貴子だ。そこで久は、棚の上の飾り棚に置いてあった高価なサザーランド切手を見つけた。そして、切手集めが趣味だった久は、出来心から切手を自分のポケットに入れてしまう。その3日後、仁藤が自宅の槙の木の下で死体となって発見されたが、死体のそばにその切手が落ちていた・・・。
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登場人物 |
仁藤隆三郎 |
「仁藤不動産」社長。 |
三和田康平 |
「仁藤不動産」社員。 |
小泉 久 |
「仁藤不動産」社員。22歳。切手集めが趣味。 |
川部 |
「仁藤不動産」総務課長。 |
小泉 貴子 |
久の姉。25歳。 |
秀村 茂 |
隆三郎が酒場の女に産ませた子。 |
健夫 |
フリーライター。元社会部新聞記者。元貴子の恋人。 |
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あらすじ
足立区千住の病院で、産婦人科医の佐久野秀一が殺された。死体の胸ポケットにあった一枚のタロットカードや、現場周辺で目撃されたピエロが事件の謎をさらに深めている。一方、若きピアノ教師の美袋由紀子は鎌倉を散策中、亡夫の面影を残す少年・氷川橡と出会った・・・。
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作品の舞台 |
段葛・・・由紀子は、満開の桜が舞う段葛で橡と出会います。
雪ノ下カトリック教会・・・自身の周辺で災難が続く由紀子は、カトリック教会の礼拝堂で祈りをささげます。
鶴岡八幡宮・・・事件がすべて終わった後、由紀子は耕平と鶴岡八幡宮を散策します。
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登場人物 |
氷川 橡 |
逗子市に住む「叡聖大学付属高校」の2年生。16歳。 |
美袋由紀子 |
伊勢佐木町のピアノ教室に勤めるピアノ教師。旧姓「新田」。28歳。 |
美袋 和彦 |
由紀子の亡夫。一年前に事故死。享年41歳。 |
美袋孝一郎 |
和彦の父。惺旺医科大学教授。 |
美袋 雅美 |
孝一郎の妻。 |
新田 敬介 |
由紀子の父。 |
新田かおり |
由紀子の母。 |
新田 薫次 |
由紀子の兄。惺旺医科大学助教授。 |
新田 文 |
薫次の妻。 |
新田 鞠 |
薫次の一人娘。中学2年生。 |
柴崎 英巳 |
元・孝一郎の研究助手。「柴崎産婦人科医院」院長。42歳。 |
佐久野秀一 |
元・孝一郎の研究助手。「佐久野産婦人科医院」院長。42歳。 |
佐久野日出子 |
秀一の妻。離婚調停中。 |
佐久野康幸 |
秀一の長男。中学生。 |
星野 幹也 |
薫次の研究助手。 |
氷川 清 |
橡の父。神田にあるゲームソフト会社の社長。 |
氷川 貴子 |
清の一番目の妻。元・惺旺医科大学病院の助産婦。8年前に病死。旧姓・水野。 |
氷川 聡子 |
清の二番目の妻。 |
広重 正臣 |
惺旺医科大学教授。孝一郎のライバル。 |
浅川 |
孝一郎の顧問弁護士。 |
山本 |
札幌に住む貴子の看護学校時代の友人。 |
水無 潤子 |
由紀子の同僚。ピアノ教師。 |
山本 |
潤子の恋人。横須賀市職員。 |
阿部 |
山本の友人。 |
高橋 |
北海道大学医学部教授。 |
香西 弥生 |
高田馬場にある「香西タロット占星術」の占い師。 |
本宮 正俊 |
大学生。和彦が事故死した際の加害者。 |
青木 徹 |
千駄ヶ谷のレストラン「チャリス」のウェイター。青山学院大学の学生。 |
宮本 |
JR寝台特急「北斗星5号」の車掌。 |
須賀 耕平 |
警視庁捜査一課刑事。27歳。 |
須賀 町子 |
耕平の妹。杉並区上井草で耕平と二人暮らし。25歳。 |
須賀真由美 |
耕平・町子の母。21年前、自宅が火災となり焼死。 |
石原 |
警視庁捜査一課警視。 |
楢崎 |
警視庁捜査一課警部。 |
井上 |
警視庁捜査一課刑事。 |
田村 |
千住署捜査課長。 |
石塚 |
千住署警部補。 |
山内 |
千住署刑事。 |
藤村 |
函館署刑事。 |
安田 |
函館署刑事。 |
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あらすじ
鎌倉の名刹、銘月堂の庭にある庵で、能面をつけた女性の首吊り死体が発見された。その庵は、鎌倉の文化人たちの密会の場所として使われていたことがわかり、宮沢たちが捜査を進めるが、事件の裏側には、アメリカで封印されていたブルーフィルム「能面の女」が関連していることがわかり・・・。
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作品の舞台 |
銘月堂・・・銘月堂(架空の寺名)は鎌倉の名刹で「鳩の寺」としても有名です。
笛田・・・浅川の事務所「シャッフル」は、笛田にあります。
長谷・・・小野寺大観邸があります。
松竹大船撮影所・・・宮沢たちは、松竹撮影所にいる小杉まり子のもとに向かいます。
腰越・・・腰越のホテルで、第2の殺人がおこります。
佐助・・・飯田桃子が住むアパートがあります。
小袋谷・・・服部旬道邸があります。
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登場人物 |
浅川 亨 |
ラグビー専門のスポーツライター。 |
小杉まり子 |
映画女優。 |
兵頭 謙介 |
映画プロデューサー。元俳優。 |
服部 旬道 |
鶴沢小学校校長。俳句雑誌『湘南光苑』主宰。 |
中山 註然 |
銘月堂の住職。 |
吉本 重雄 |
京都から銘月堂の学僧。 |
加藤 庄造 |
新潟の十日町から銘月堂の学僧。 |
浜田 |
銘月堂に出入りの植木職人。 |
セオン・クリエール |
アメリカにある「シネフィルム・ロワイヤル」館長。 |
アン・クラーク |
「シネフィルム・ロワイヤル」副館長。 |
清瀬 三蔵 |
「清瀬石材店」社長。 |
小薬 左兵 |
フリーカメラマン。 |
小薬 舞 |
左兵の妻。 |
浅川 依子 |
亨の元妻。 |
小杉 勘也 |
まり子の父。俳優。 |
小杉 りん |
まり子の母。女優。芸名・西あかね。 |
服部加津子 |
旬道の妻。 |
小野寺大観 |
昭和の文豪と呼ばれる小説家。 |
夕霧 小夜 |
映画女優。本名・佐伯照子。新宿でバーも経営する。 |
秋元 五郎 |
小田原の伝統工芸店「天慶」社長。 |
山根 初 |
五郎の妻。詩人。 |
青山 大作 |
松竹撮影所所長。 |
陣内左一郎 |
映画監督。 |
海堂 晃 |
映画監督。 |
武林 麟浩 |
元・映画監督。現在は逗子の老人ホームで暮らす。 |
申 精 哲 |
韓国の映画監督。 |
友沢 正茂 |
脚本家。 |
吉信浩太郎 |
作家。 |
中島 吉和 |
カメラマン。 |
江崎 潤 |
映画俳優。 |
北川 頼蔵 |
映画俳優。 |
丹 怜子 |
映画女優。 |
鳳 真湖 |
映画女優。 |
財前佐知子 |
映画女優。 |
常盤ゆずる |
映画女優。 |
水戸 秋子 |
映画女優。 |
森田 洋子 |
若手映画女優。 |
田丸 信 |
日本アカデミー賞主催者。 |
藤森 喬 |
東南映画社プロデューサー。 |
経堂 伸一 |
「テレビ関東」映画部員。 |
中町 史朗 |
「大東京テレビ」製作主任。 |
佐々木 良 |
レコード会社重役。 |
木村 吉雄 |
レコード会社重役。 |
小松 |
大工。謙介の幼なじみ。 |
木村 梢 |
左兵の小学生時代の担任教師。 |
大脇 好正 |
千葉県土気町「千葉ローンテニスクラブ」オーナー。左兵の友人。 |
篠崎 玄樹 |
千葉県土気町「篠崎医院」院長。 |
矢田中 滋 |
赤坂見附の「藤堂建設」部長。 |
鳥越千華子 |
腰越のホテル「サンライズ・イン」客室係。 |
須藤 |
スナック「デミタス」のバーテンダー。 |
飯田 桃子 |
スナック「デミタス」のホステス。 |
坂西 |
鎌倉中央病院内科医。 |
入江 |
「東京湾フェリー」事務員。 |
榊 |
大阪泉南北高校教頭。 |
安原 道雄 |
弁護士。 |
多田 豪堂 |
安原の先輩。 |
金森 琴二 |
新橋の古美術商。 |
中林 忠雄 |
ラグビー協会理事長。 |
広瀬 茂樹 |
ラグビー協会広報部員。 |
藤波 孝 |
「東洋製鋼」のラグビー選手。 |
柏木 進 |
明治大学のラグビー選手。 |
矢作 恭爾 |
元刑事。 |
宮沢 智之 |
鎌倉西署警部補。 |
香西 要 |
鎌倉西署署長。 |
中村 |
鎌倉西署刑事課長。 |
宮沢 |
鎌倉西署警部補。 |
赤鹿 |
鎌倉西署刑事。 |
荒木 |
鎌倉西署刑事。 |
吉田 |
鎌倉西署刑事。 |
山崎 |
鎌倉西署鑑識課員。 |
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実朝を殺した男 「吾妻鏡」殺人事件 |
楠木誠一郎 |
実業之日本社 |
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あらすじ
「吾妻鏡」の欠落部分が発見され、鎌倉大学の加瀬教授のもとへ持ち込まれた。これがもし本物であれば、歴史的大発見となる。早速、この件で雑誌の特集を組もうとした酒見は鎌倉大学に向かうが、そこで「吾妻鏡」盗難事件に遭遇する・・・。
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作品の舞台 |
鶴岡八幡宮・・・祐子が勤める鎌倉大学は、鶴岡八幡宮の裏手の山の中腹にあります。
日蓮辻説法跡・・・永山が経営する古書店「若宮堂」は、日蓮辻説法跡の近くにあります。
佐助稲荷・・・蒐集家・成増氏の家は佐助稲荷のそばにあります。 |
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登場人物 |
酒見 隆徳 |
月刊「歴史探訪」編集部記者。 |
財前 祐子 |
鎌倉大学文学部史学科中世史研究室助手。 |
徳田 和馬 |
月刊「歴史探訪」編集長。 |
江藤 |
月刊「歴史探訪」副編集長。 |
加瀬 秀夫 |
鎌倉大学文学部史学科教授。 |
深津 芳雄 |
鎌倉大学文学部史学科助教授。 |
須田 智良 |
鎌倉大学文学部史学科助教授。 |
西條 正臣 |
帝都大学文学部教授。 |
永山 俊彦 |
小町大路の古書店「若宮堂」店主。 |
重松 圭輔 |
小町通りの古書店「静堂」店主。 |
成増 富吉 |
佐助在住の古書蒐集家。 |
藤堂慶太郎 |
書家。 |
磯倉 渉 |
山歩きの好きな老人。シルバーウォーキングクラブ所属。 |
池宮 隆也 |
鎌倉在住の会社員。 |
二階堂晋平 |
鎌倉署捜査二課警部。 |
花輪 |
鎌倉署捜査一課長刑事。 |
長谷 良彦 |
鎌倉署捜査二課刑事。 |
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あらすじ
鎌倉山の豪邸に住む高校生・竹宮菜々花は、イギリス育ちの従兄・篠井恭一に書庫で発見した『木蓮文書(マグノリア・ドキュメント)』の解読を依頼した。するとその内容は第二次大戦末期の海軍和平派や大学教授らによる終戦工作ということが解った。しかし、解読をしていくにつれ竹宮家の周辺では不穏な動きが見え始めていた…。
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作品の舞台 |
鎌倉山・・・竹宮静雄邸があります。
行合駅・・・桜井秀三は、江ノ電の行合駅を降りて実家に向かいます(昭和26年に「七里ヶ浜駅に駅名改称」)。
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登場人物 |
竹宮 静雄 |
鎌倉山に住む物理学者。現在はドイツで単身赴任中。 |
竹宮 悠花 |
静雄の妻。順一郎の三女。幼児英語教師の先生。 |
竹宮菜々花 |
静雄と悠花の長女。高校2年生。 |
竹宮 慧 |
静雄と悠花の長男。中学2年生。 |
竹宮 徹雄 |
竹宮家の高祖。元・鉄道局職員。貿易会社「欧亜興産」創立者。京都帝国大卒。 |
竹宮 貴雄 |
徹雄の長男。「欧亜興産」2代目社長。 |
竹宮順一郎 |
貴雄の長男。「欧亜興産」3代目社長。悠花の亡父。7年前に死亡。 |
彩女・ゴールドバーグ |
順一郎の長女。悠花の14歳年上の長姉。ピアニスト。 |
デニス・ゴールドバーグ |
彩女の夫。アメリカの企業弁護士。 |
篠井 柚葉 |
順一郎の次女。悠花の10歳年上の亡次姉。 |
篠井 良樹 |
柚葉の夫。古生物学者。イギリス在住。 |
篠井 恭一 |
良樹と柚葉の長男。 |
酒井 燿子 |
竹宮家の女執事兼料理長。50歳。 |
市村 芳恵 |
竹宮家の通いの女中。30歳。家事担当。 |
潮田 三郎 |
竹宮家の通いの庭師。週2~3回で手入れをする。 |
ジェーン・ラッフル |
悠花の同僚。幼児英語教師の先生。 |
小早川宏樹 |
菜々花の友人。予備校講師。 |
柿岡 |
宏樹の知人。東京大学文学部教授。 |
佐々倉 |
柿岡の教え子。 |
助手 |
柿岡の助手。 |
姉川 透 |
調査会社経営社兼作家。 |
森崎 伸吾 |
雑誌「週刊モップ」記者。 |
高梨 啓治 |
米・サンタフェの農場経営者。順一郎の友人。元・海軍一等兵。富山県氷見市出身。 |
柏原 遥 |
啓治の孫。恭一の友人。四谷で会社経営。 |
白木 蓮 |
元・竹宮家の女中。啓治と恋仲だったが戦争で引き裂かれる。 |
桜井 修三 |
啓治の友人。神奈川の地主の息子。東京帝国大卒。実家は鎌倉山。 |
柳田 |
修三の学友。東京帝国大卒。 |
小沼 |
柳田の友人。父は海軍省人事課。 |
成瀬 俊文 |
内務官僚。小沼の父の同窓。 |
葛城 |
海軍大佐。 |
綿引 |
陸軍軍務局職員。 |
深草宮 |
宮家。 |
磯部 |
東京帝国大文学部教授。高梨の師。 |
津野 宏孝 |
東京帝国大文学部教授。 |
永井 博雄 |
東京帝国大文学部助教授。 |
田辺 肇 |
津野の有給副手。 |
絹川 |
東京帝国大文学部教授。 |
景山 武俊 |
東京帝国大文学部助教授。 |
犬飼 |
東京帝国大法学部教授。 |
矢部 |
東京帝国大法学部教授。 |
藤崎 |
東京帝国大法学部助教授。 |
滝川 幸辰 |
京都帝国大法学部教授。 |
西田 |
京都帝国大法学部教授。 |
杉原 宗樹 |
政治団体「皇道日本社」主宰。 |
植松 祐三 |
警視庁本富士警察署特高課警部。 |
谷町 |
警視庁本富士警察署特高課刑事。 |
友希 |
菜々花の中学時代の友人。飛び降り自殺をする。 |
クイーン・デュラン |
アメリカ副大統領候補。 |
グレイザー |
デュランの対抗馬。上院議員。 |
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あらすじ
部下と共に修善寺へ神仏鑑賞に行った出版社社長・蒲池文吾は、休日の草野球で足首を骨折、入院生活をすることになった。暇を持て余した蒲池は、部下と共に先日行った修善寺にまつわる源頼朝・頼家親子を殺した犯人を突き止める「寝台探偵」をすることになった…。
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作品の舞台 |
鎌倉・・・蒲池たちは頼朝・頼家や合議制に加わった重臣たちの死を調べることになりました。
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登場人物 |
蒲池 文吾 |
出版社「洛文書館」社長。48歳。趣味は神仏鑑賞。 |
苑田 俊介 |
「洛文書館」編集員。38歳。蒲池の大学の後輩。 |
神尾 万智 |
「洛文書館」編集員。24歳。入社3年目。 |
妻 |
俊介の妻。35歳。フリージャーナリスト。2人の子供がいる。 |
住職 |
伊豆の国市にある願成就院の住職。 |
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