鎌倉の少年探偵小説(その1)
鎌倉が舞台の少年探偵小説です。

作品名 発行年
電気水雷事件 1934
謎の骸骨島 1948
怪秘密団 1948
青い魔術師 1961
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電気水雷事件 森下雨村 大日本雄弁会
講談社
あらすじ
 軍事機密のスパイの逮捕に協力した警視庁外事課所属の少年・フジー東郷は、魚形魚雷の研究をする谷口博士もスパイに狙われている情報をつかんだ。そこで彼の上司・玉村の協力のもと、谷口邸に入り込み書生の山岸春男と共に警戒をするのだが…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・富士夫が乗った車は怪しい車を追って鎌倉市内を走り回ります。
 登場人物
フジー東郷 警視庁外事課所属で海外生まれの名探偵少年。玉村の助手。本名・本郷富士夫。
玉村 警視庁特高外事課長。フジーの上司。
谷口 魚形魚雷を研究する科学者。藤沢市片瀬に住む。
谷口の妻。病身。
山岸 春男 谷口家の書生。正義感が強い秀才少年。
黒河 谷口の助手。
じいや 谷口家の庭を管理する爺や。
看護婦 谷口の妻を看護する看護婦。
女中 谷口家の女中。
エリノア・ルイツスン 谷口の恩人の娘。ドイツ人。両親が亡くなり谷口邸で引き取る。
小野田杉雄 海軍省技術本部の大佐。フジーの友人。
西岡 「理化学研究所」所員。35歳。
山本 「理化学研究所」所員。27歳。
山村 特別警備隊の中尉。
川崎 特別警備隊の兵曹。
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謎の骸骨島 水谷 準 同盟出版社
あらすじ
 父を亡くした君島小百合は遺産である「骸骨島の秘密の地図」を受け継いだが、元・父の部下だった宇垣剛造が彼女と結婚して地図を手に入れようと目論んでいた。そこで快少年探偵・阪東清彦はそれを阻止するべく中学生の哲也と協力して動き出すのだが…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・剛造と小百合がドライブします。
 登場人物
阪東 清彦 快少年探偵。
鉄也 清彦の助手。15歳。中学生。
信一 鉄也の義兄(姉の夫)。会社員。
君島小百合 君島家の令嬢。
君島 照光 小百合の亡父。元・帆船の船長。貿易商。
天岡 君島家の顧問弁護士。
宇垣 剛造 元・照光の部下。ヒゲ面の悪漢。
マムシの銀蔵 剛造の仲間。悪漢。
船頭 船頭。
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怪秘密団 荒木田天馬 川津書店
あらすじ
 「猛下銀行」池袋支店の頭取室で頭取の猛下竹太郎が何者かに刺され重傷を負った。警視庁の名探偵長・多々羅三四郎は巷を騒がす怪盗団「Q団」の仕業ではないかと捜査を進めるのだが…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・木村徳平邸があります。
 登場人物
多々羅三四郎 警視庁の名探偵長。
千藤 三四郎の部下。警視庁の若手刑事。
猛下竹太郎 「猛下銀行」頭取。
猛下 謙一 竹太郎の長男。薬剤師志望の中学生。
鎌原 敏次 「猛下銀行」支配人。
呉橋 三吉 「猛下銀行」池袋支店守衛。
春山 高志 謙一の親友。
春山 三樹 高志の父。木村家の顧問弁護士。
木村 徳平 鎌倉に住む大地主。病死。
木村 卓二 徳平の長男。高志の従兄。
木村 純子 徳平の長女。卓二の妹。
木村寛五郎 徳平の弟。某省の高官。
秋山 仙太 徳平の甥。商事会社の支配人。清尾の友人。
池 奈々子 小石川の貧民街に住む製本工場の美少女女工。
池 真太郎 奈々子の兄。
奈々子の母。
清尾 欽彌 竹太郎の友人。麹町に住む有名な画家。絹江の後援者。
田口 絹江 竹太郎の友人。映画女優。
葉山 恭造 竹太郎の友人。化粧品商。
野中 金作 京都に住む陶器製造業者。胃腸病患者。
有友 交策 大阪で有名な私立探偵。
ルンペン風の男。怪盗団「Q団」の一味。
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青い魔術師 島田一男 ポプラ社
あらすじ
 金持ちの家から金銭を盗まず宝石や古美術品だけを盗む怪盗「青い魔術師」が世間を騒がしていた。そんな彼が向島にあるこども遊園地に現れる情報を得た少年俳優探偵・鏡海太郎は劇団の一員として警戒していたが、劇場の観客として来場していた銀行頭取・黒川大三郎が彼に襲われてしまう…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・青い魔術師が乗るモーターボートを追って、海上保安庁の巡視船が海を通ります。
 登場人物
鏡 海太郎 少年俳優探偵。三船の親戚。
三船 医学博士。
三船ツル子 三船の娘。
天馬 「向島こども遊園地」の園長。三船の友人。
黒川大三郎 「第六銀行」頭取。
倉毛九左衛門 上野に住むアメリカ航路の船長。
赤吉 倉毛の用心棒。元・船乗りの大男。
青い魔術師 世間を騒がす怪盗。怪盗団の首領。
鬼丸 団平 怪盗団の仲間。医学博士。
豆助 怪盗団の仲間。小男。
立花 警視庁捜査一課警部。