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釘抜藤吉捕物覚書 槍祭夏の夜話 |
林 不忘 |
青空文庫 |
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あらすじ
江戸で多くの土蔵を荒らしまわった卍の富五郎がついに鎌倉で御用となった。しかし江戸へ向かう途中、富五郎は逃げだしその行方が分らぬままとなっていた。すると浅草の目明かし・三吉が富五郎の住処を発見し踏みこんだが、屋敷の中には富五郎の亡骸と泣き崩れる女房・巴のお若の姿があった。
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作品の舞台 |
扇ヶ谷・・・不動坊が住んでいます。
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登場人物 |
釘抜 藤吉 |
八丁堀合点長屋に住む岡っ引き。 |
勘次 |
藤吉の子分。 |
彦兵衛 |
藤吉の子分。 |
卍の富五郎 |
江戸で有名な土蔵破り。 |
巴のお若 |
富五郎の女房。 |
後藤 達馬 |
吟味方与力。 |
影法師の三吉 |
浅草の目明かし。 |
小太郎 |
小物師。神田に住む勘次の友人。 |
与惣次 |
小物師。五丁目次郎兵衛店の住人。 |
常吉 |
火消し「に組」の組頭。 |
不動坊祐貞 |
相州鎌倉扇ヶ谷に住む刀鍛冶。 |
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