梓林太郎の作品
作家・梓林太郎の作品です。

作品名 発行年
鎌倉殺人水系 2023
松本・江の島殺人事件 2023
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鎌倉殺人水系 梓林太郎 祥伝社
あらすじ
 旅行作家・茶屋次郎は大物有名俳優・高浜敬三から友人のイラストレーター・桐谷沙希の行方捜しを依頼された。調査を始めると沙希の自宅に「あきらめない。ぜったいにやりとげる。」という謎の挑戦状が投函されていることや、沙希の実家では20年前に祖父が殺人事件を起こしていることがわかった。そんな最中、相模川で沙希の出来死体が発見された…。


 作品の舞台
 北鎌倉・・・桐谷沙希の実家があります。
 本覚寺・・・茶屋は鬼頭と待ち合わせをします。
 明月院・・・大学時代に茶屋はKにせがまれて紫陽花を見に行きます。
 山ノ内・・・素子と文子が暮らす家があります。
 円覚寺・・・茶屋が参詣します。
 長谷・・・松下の自宅があり、松下が何者かに襲われる事件がおきます。
 大船・・・松下は大船中央病院に入院します。
 浄明寺・・・島三郎が自動車事故をおこします。
 材木座・・・島三郎が勤める建築資材メーカーや敬三の別荘があります。
 登場人物
茶屋 次郎 売れっ子旅行作家。43歳。目黒区祐天寺のマンションで一人暮らし。事務所は渋谷。
牧村 茶屋の戦友的パートナー。衆殿社の雑誌「女性サンデー」の編集長。
江原小夜子 渋谷道玄坂下にある「茶屋次郎事務所」に勤める茶屋のアシスタント。25歳。呼称は「サヨコ」。
春川 真紀 「茶屋次郎事務所」に勤める茶屋のアシスタント。呼称は「ハルマキ」。
高浜 敬三 有名俳優。長野県諏訪郡下諏訪町出身。牧村の紹介で茶屋に調査依頼をする。
桐谷 沙希 イラストレーター兼小説家。27歳。箱根出身で鎌倉育ち。世田谷区梅ヶ丘のマンション「アムール」で一人暮らし。
桐谷 福松 沙希の亡祖父。箱根湯本の土産屋「いなほ堂」店主。20年前に殺人事件をおこす。
桐谷 政友 沙希の亡父。「いなほ堂」次期店主。経営不振などの原因で病死。
桐谷 苑子 沙希の母。51歳。夫亡き後、箱根から鎌倉に転居。
桐谷 花香 沙希の妹。母と二人暮らし。大船にある「雪ノ下製薬」の社員。
松下 尚行 花香の婚約者。鎌倉市役所職員。
尚行の父。横浜にある造船会社に勤務。
松下 若葉 尚行の妹。
兵畑島三郎 苑子の弟。鎌倉市浄明寺在住。材木座にある建築資材メーカーの専務。
広野 四郎 20年前に「いなほ堂」に侵入した泥棒。小田原在住。福松によって日本刀で惨殺される。
広野 光枝 四郎の妻。71歳。小田原から静岡県裾野市に転居。
広野 吉明 四郎と光枝の長男。46歳。裾野市の実家で暮らす。
広野 桜子 四郎と光枝の長女。43歳。裾野市の実家で暮らす。
広野 正志 四郎と光枝の次男。40歳。裾野市の実家で暮らす。
秋吉  純 敬三と恋仲が噂されたモデル。長野県上伊那郡飯島町出身。中野区上高田在住。現在失踪中。本名「秋吉さなえ」。
秋吉 順策 純の父。上伊那郡飯島町在住。木工所の経営者。
純の母。順策の妻。作品上名前は出てこない。
秋吉 真智 純の妹。「高原美術館」職員。
高浜 兼吉 敬三の父。下諏訪町在住。
長峰 球子 敬三の元妻。40歳。目黒区自由ヶ丘在住。カフェの経営者。
長峰 琴音 敬三と球子の娘。15歳。母に引き取られる。
牛山孝太郎 下諏訪町に住む製材所作業員。敬三の知人。敬三が製材所で働いていたころに死亡する。
牛山 音次 孝太郎の父。下諏訪町在住。
孝太郎の母。音次の妻。下諏訪町在住。作品上は名前が出てこない。
牛山 萠子 孝太郎の妹。音次の娘。下諏訪町の実家で暮らす。
小杉 直美 敬三のファン。建設会社の現場作業員。
滝田美代子 岐阜県下呂市にある「松代医院」の看護師。37歳。
福知 菜々 美代子の元同僚。34歳。横浜市戸塚区在住。バーのホステス。
黒崎 安広 敬三を襲った犯人。ドラマ撮影の照明技師。板橋区成増在住。
黒崎 秀男 安広の父。湯の川温泉のホテル「浜湯ホテル」の従業員。函館市湯川町在住。
黒崎 英子 安広の母。湯の川温泉の旅館「松一旅館」の従業員。
塚本 菊世 安広の同棲相手。横浜市西区桜木町のバー「ジュピター」のホステス。端役女優。
唐木田修吾 ジャーナリスト。茶屋の友人。秋田県出身。
柴山 素子 道玄坂上のバー「こうばん」のホステス。31歳。修吾と恋仲。
唐木田文子 修吾の母。秋田在住。
唐木田里江 修吾の妹。母と二人暮らし。
鬼頭 久一 茶屋の友人。43歳。雑誌「週刊八方」の記者。あだ名は「キドキュウ」。
美村 貞夫 茶屋の友人。雑誌「週刊春秋」の記者。あだ名は「ムジナ」。
三保野松子 茶屋の友人。雑誌「週刊モモコ」の記者。
松野みどり 苑子が作った衣装を着るモデル。
大下 輝彦 映画監督。
辰野 小谷 敬三が主演する映画の原作を書いた作家。
並木  愛 辰野が原作の映画に敬三とW主演する女優。
ケン 敬三の別荘でボディーガードをする地元鎌倉在住の青年。
小金井基重 藤沢市在住の写真家。
石山 拓墨 渋谷区松濤に住む書家。70歳。筆跡鑑定家。
藤本 「茶屋次郎事務所」近くに事務所がある弁護士。事務所スタッフはよく利用する。
あざみ 歌舞伎町のバー「チャーチル」のホステス。牧村のお気に入り。
丹子 「チャーチル」のホステス。
ママ 銀座のバー「ルンバ」のママ。
ミサコ 「ルンバ」のホステス。
蝶子 歌舞伎町の小料理屋「酒楽」の女将。
エツ子 「酒楽」の店員。
長島 北沢署生活安全課警部補。
中条 北沢署生活安全課刑事。
水元 北沢署生活安全課刑事。
尾花 茅ヶ崎署刑事課刑事。
有馬 清水署刑事課長。
木戸 清水署刑事課刑事。
前田 裾野署刑事課係長。
池上 裾野署刑事課刑事。
茶屋が大学時代に憧れていた女性。サヨコ・ハルマキにはその存在を知らせていない。
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松本・江の島殺人事件 梓林太郎 光文社
カッパノベルス
あらすじ
 高校の同窓生で構成される「梓川溯行会」メンバー13人は、上高地を愉しむために横尾山荘に1泊したが、翌朝メンバーの一員・沼田椿が失踪し、山荘周辺でテント泊をしていた男性の刺殺死体が発見された。松本署の道原伝吉刑事は同僚の吉村刑事とともに2つの事件に関連性があるかを調査することになった…。

 作品の舞台
 七里ガ浜・・・松本の事件の関係者が死体で発見されます。
 登場人物
道原 伝吉 松本署刑事課刑事。
吉村 夕輔 松本署刑事課刑事。伝吉のバディ。
三船 松本署刑事課長。伝吉・夕輔・志摩子の上司。
河原崎志摩子 松本署刑事課刑事。25歳。
赤木すみれ 松本市にある「英進学園女子高校」同窓の「梓川溯行会」リーダー。23歳。市内の洋装店に勤務。
沖島 直絵 「梓川溯行会」メンバー。23歳。松本市惣社在住。安曇野市にある精密機械メーカー「高部精器」に勤務。
沼田  椿 「梓川溯行会」メンバー。23歳。元・テニス部。
三村 春香 「梓川溯行会」メンバー。23歳。松本市にある作業衣メーカーに勤務。
小花 美歌 「梓川溯行会」メンバー。23歳。
塩谷 球子 「梓川溯行会」メンバー。23歳。
沖島 ハナ 直絵の曽祖母。92歳。松本市惣社で直絵と二人暮らし。少し痴呆が入り万引きなどを繰り返す。
沖島 忠繁 ハナの亡夫。享年77歳。安曇野市豊科にある金属加工会社の社長。
沖島 弥生 忠繁とハナの亡娘。享年66歳。病死。
沖島 九次 弥生の亡夫。大町市生まれ。交通事故死。
沖島久留美 九次と弥生の亡娘。享年41歳。病死。
沖島 音助 久留美の夫。元・松本市にある食堂の主人。建設会社勤務。妻の死後に失踪。
戸倉正一郎 松本市にある森林事務所の職員。松本市島内在住。
戸倉 待子 温子・正一郎の母。正一郎と二人暮らし。
池上 温子 待子の長女。正一郎の姉。松本市蟻ケ崎在住。
柴沢 陽子 正一郎の元妻。松本市南原在住。市内の電子部品メーカー「マルマツ通信」に勤務。
川瀬  誠 正一郎の同僚。
沼田 増穂 椿の父。
沼田 淳子 椿の母。
沼田 綾乃 増穂と淳子の次女。椿の妹。大学生。
沼田 和世 増穂の妹。46歳。椿の同居人。富山市にある製薬会社「万能薬品」の元社員。
大桑 市郎 椿の元同僚。50歳。飯田市在住。和紙の卸売業の主人。
増沢 早苗 椿のテニス仲間。磯子区在住。海産物缶詰製造「海南産業」の事務員。
増沢 知章 早苗の父。
大田川良子 椿の知人。保土ヶ谷区在住。自動車販売会社に勤務。
寺石 則人 松本市にある「横山第2中学校」の教頭。42歳。
寺石 季美 則人の妻。40歳。
寺石 初美 則人と季美の長女。15歳。
寺石 麻紀 則人と季美の次女。12歳。
寺石貫太郎 鉄造・則人の父。不動産会社「平安商事㈱」会長。
寺石 鉄造 貫太郎の長男。則人の兄。「平安商事㈱」社長。
八島 雪男 「平安商事㈱」社員。46歳。大町市平木崎在住。
八島エツ子 雪男の妻。
柿山 健三 「平安商事㈱」社員。
岩崎 浩介 則人の知人。「松和工業」社員。
竹下 善治 増穂の知人。松本市にある焼肉屋「ヤサカ亭」のマスター。
浜崎 「ヤサカ亭」の店員。
三木のぼる 竹下の知人。演歌歌手。
島中 千代 演歌歌手。
吉田 眞助 三木の運転手。
猪木 文彦 竹下の知人。金融業・不動産業者。
西浦 眞治 則人の教え子。松本市在住。
矢沢 歌子 眞治の彼女。
梅沢 清子 和世の高校時代の同級生。
曽根 和良 フリーライター。46歳。戸塚区在住。
曽根真知子 和良の妻。
曽根 琴音 和良と真知子の娘。
花岡 松本市にある「松本民芸家具」の店員。
山本 松本市にあるスーパー「スーパーまるみつ」の店員。ハナの万引きに対応する。
芦沢 松本市女鳥羽にあるクリーニング店の店員。
女将 松本市にある料理店「月の実」の女将。
杉坂 啓子 松本市生まれの作家。65歳。
東村 吾郎 松本市生まれの画家。
有賀 松本市在住の大学教授。古文書学の権威。
布川 秀策 東京・神田にある「赤井調査事務所」の調査員。
野沢喜三郎 藤沢市江の島にある磯料理店「貝茂」の主人。
鬼塚 健司 名古屋市にある不動産店「錦産業」の社長。
高橋 伸也 「万能製薬」社員。福岡・大分エリア担当。
道原 康代 伝吉の妻。
道原比呂子 伝助の娘。高校生。
北沢 松本署交通課長。松本市惣社在住。
塩谷 峯子 松本署交通課巡査。夕輔の婚約者。
吉村 加那 夕輔の祖母。80歳。飯田市在住。
吉村 雷蔵 加那の亡夫。夕輔の亡祖父。
吉村 笹枝 雷蔵の10歳年下の妹。天龍峡温泉の旅館「龍信館」の女将。
伏見 長野県山岳救助隊の副隊長。
警官 松本署生活安全課の女性警官。
桜川 鎌倉署刑事課長。
福田 鎌倉署刑事課刑事。
日野 藤沢署刑事課長。
百瀬 大町署刑事課刑事。