かまくらのとも紀行

鎌倉を散策中に出会った光景をちらほらと…
ちんや食堂
 長谷から大仏を過ぎトンネルを越えて少し行ったところに、

鎌倉の秘境のような一軒の中華料理店がある。

奇抜な看板。個性的な文字。そして奇妙なオブジェの数々。

店の入口。この字の「肉どん」は絶対美味しそう
もはや一つの旧字体の漢字のような店看板 「鎌倉のギヨーザ」のインパクトは餃子の王将にも負けていない
店外にあるトイレ この「ピーマン」というのは・・・?
独特な世界 がんばれ足下
 個人的に思うこと
実はこの店の看板を見ると

個人的にいつも大町にある
上行寺を思い出してしまう。



関係ない話は置いておいて

店内に入ってみると…
 店内はさらに個性的な異世界。すばらしい。
店内は大テーブルがどんどんと置かれた雰囲気のいい感じ。

「普段通りのものを出す」をモットーに作られた料理は

美味しさと懐かしさが交じり合うものばかり。

先代店主が長谷で「鎌倉ちんや食堂」を開店したのは昭和初期。

やがて昭和9年(1934年)長谷から現在の常盤へ移転。

戦時中はいったん閉店するものの

国鉄マンだった2代目店主が脱サラして1972年に再開させた。



そして3代目店主へ・・・




2012年放映の
フジテレビドラマ「世界で二番目の恋2012秋」では、居酒屋として撮影ロケ地となりました。

当時出演されていた俳優さんたちのサインも飾られています。
味がある手書きのメニュー。 わたしは「しいたけそば」を。

ちなみにメニューにあるものでは、

左の上から2番目「ラーチャーメン」は醤油ラーメンの上にモヤシと肉みそが乗っかった少し辛めのラーメン。

左の下から3番目「中か丼」は「なかかどん」ではなく「ちゅうかどん」


その奇抜な外観に臆することなかれ。
店員さんの温かさに魅かれ、食べればきっと癖になる。

そんな鎌倉の街中華です。


 参考DVD
 地図

 ちんや食堂

  鎌倉市常盤404

  JR横須賀線「鎌倉」下車より

        京急バス「常盤口」下車 徒歩1分